こんにちは!
初心者向けゴルフスクール「ドリームゴルフ銀座」インストラクター内山です。
【ゴルフの楽しみ方③】
楽しむ前に、是非知っておいて欲しいことをシリーズその2です。
目が覚めるほどのスゴイ球を打ったかと思えば、それを見ていた人がズッコケるようなチョロを打つこともある。この人は上手いのか? 下手なのか?一流のプロゴルファーでも、「会心の一打」は18ホールで1打あるかないかと言われています。
その一方で、アマチュアのような、明らかにミスとわかるダフリ球、トップ球を打つこともありません。打った本人に聞いてみなければ、今のがミスショットなのかどうかわからないほど、小さな誤差の中で球を打っているのがプロのゴルフです。
トーナメント会場に足を運んだ人ならわかると思いますが、プロは練習場でミスらしいミスをしません。本当に球を打つのが上手いな、と感心させられるはずです。アマチュアとプロの違いを簡単に言えば、そこにあります。ミスらしいミスをするか、しないかです。
よく練習場でナイスショットを打つと、そこでひと休憩入れる人がいます。そのナイスショットが何発目なのか。3球打ってナイスショットなのか? 10球打ってやっとナイスショットが打てたのか?打率で言ったら前者が3割で、後者は1割です。3割打てたから上手く、1割だから下手という見方もありますが、大事なのは、「ナイスショットが続けられるか?」ということです。
ナイスショットを打った後の「次の一打」、これが現在の実力だと言えます。今ではあまり聞くことがなくなりましたが、昔のレッスンプロは、9番なら10球中9発(90%)、8番なら8発…5番なら5発ナイスショットが打てるようになろう。そんなことを言っていました。
大概は4~5球のところでミスをしてしまうのですが、順調に9球まできた場合は「あと1球」を意識してもらいます。この一発に現在の実力が現れるからです。これは、ナイスショットを打った後、ひと休憩入れずに連続してナイスショットが打てるか? と同じです。
練習場では修正しながら打ち直すことが可能ですが、コースでは一発勝負です。
この一発勝負を勝ち続けることが好スコアにつながるわけです。「上手く打ちたい」と意識した状態で、ナイスショットが打てるかどうか。もしミスをしたらどんなミスをしたのか?ここに上達のヒントがあります。
上手く打ちたいと意識した状態で出たミスは、毎回意識した状態で打つコースでも出やすいミスということになります。なぜそのミスが出たのか?
原因を究明して改善することで、ナイスショットとミスショットの誤差が縮まり、実力のボトムアップが可能になります。是非参考にしてみて下さい!