恥をかかないためのゴルフマナー

エチケット・マナー・ルール
2017.01.14

 

ゴルフは紳士淑女のスポーツと言われるくらい、プレーにも品が大切にされるスポーツです。そのため、ゴルフ場での服装やプレーの動作ひとつひとつに暗黙のマナーやルールが存在します。

 

少し面倒だったり、敷居が高いと思われがちなゴルフですが、聞けば誰もが納得するマナー・ルールばかり。

 

一緒にプレイするゴルファー同士、仲良く気持ち良くラウンドできるようにしっかり勉強していくこと大切です。今回は、レッスンでも学ぶゴルフ場でのエチケット・マナー・ルールをご紹介します。

 

 

【恥をかかないためのゴルフマナー】服装編

ゴルフ場の行き帰り、クラブハウス内での服装のポイント

クラブハウスは、ゴルフ場の受付や、休憩の際に利用する場所のこと。行き帰りやクラブハウス内でも守られている暗黙の服装マナーをご紹介します。初めてのラウンドの際に、恥ずかしい思いをしないためにもクラブハウス内のマナーも一緒に勉強していきましょう。

 

クラブハウスに入る時には、ホテルのフロントに行けるくらいの服装をしましょう。いわゆるセミフォーマルと呼ばれる服装です。

 

・衿つきシャツ(ポロシャツ可)

→シャツの裾はタックインし、ベルトでマークしましょう。カジュアルなTシャツや襟のないシャツもふさわしくありません。

 

・長いパンツ

→夏場でも短パンは絶対NG。 スラックスが理想的ですがチノパンでも大丈夫です◎

 

・ジャケット

→夏場は免除になります。

 

・革靴

→スニーカーやサンダルはNG。またラウンドで履くゴルフシューズもNGになります。これは、ゴルフ場内に雑草の種や芝が病気になる菌を持ち込むのを防ぐためです。プレーから帰って来た際にはエアーでシューズを綺麗にしてから入場します。ゴルフのマナーには、ゴルフ場を綺麗に保つためのマナーも多く存在します。ゴルファー同士の暗黙のマナーによって綺麗なゴルフ場が守られているんですね。

 

・帽子、手袋、サングラスは外す

→屋外で使用するものをクラブハウス内に着用したまま入るのはやめましょう。

 

女性はスカートの場合はストッキング着用で、過度な素肌の露出は避けましょう。足元は低めのヒールパンプスや革靴。ミニスカート、素足にサンダルはNGです。セミフォーマルの男性の横に立って恥ずかしくない服装が理想的◎

 

 

プレー時の服装

 

・衿つきシャツと長いパンツ

→女性は、スカートや短パンでも可◎ですが、長めのソックスを合わせましょう。露出を抑えてくれるだけでなく、虫さされや紫外線を防ぐ役目も果たしてくれます。

 

・足元はゴルフシューズ

→最近はスパイクレスが主流になっています。ゴルフ以外のスポーツのスパイクは芝を傷つけてしまうためNGです。

 

・女性もベルトでマーク

 

・帽子、サンバイザー着用

→ゴルフ場によっては義務のところもあります。必ず持参しましょう。紫外線を防ぐだけでなく、ボールが飛んできた際にも頭を守ってくれます。キャップやサンバイザー、冬場はニットなど個性を出してファッションのポイント作りにも一役買ってくれます。

 

 

【恥をかかないためのゴルフマナー】ラウンド編

 

ゴルフ場は、たくさんのゴルファーがプレーする場所です。品の良いプレーが基本のゴルフは、自分本位な行動&見た目は許されません。知らず知らずのうちにやってしまわないよう、周りを見渡して行動していきましょう。

 

 

①綺麗なゴルフ場は綺麗に使う

ゴルフ場の美しい景観をみんなで守れるよう、ゴルフ場を傷つける行動は避けましょう。もちろん、”自然を守る”ことも大切です。

 

・禁煙

・木の枝をわざと折る、土を掘るのはNG

・ゴルフシューズはプレーの時だけ。繊細なグリーンに、外の雑菌を持ち込まないよう必ず行き帰りは違う靴を履く。

 

 

②誰から見ても品のある行動と服装

「誰にも迷惑をかけていないから」と好き勝手な格好をしないこと。”紳士のスポーツ”には清潔感のある洗練された見た目も重要です。

 

・首や頭にタオルを巻かない。

汗をかく時期は特に、ついついやってしまいがち。ですが、同組の方々にも恥をかかせることになってしまいます。

・トップスの裾はタックインする。

 

 

【恥をかかないためのゴルフマナー】NG行動編

 

プレーの際にも意外に細かく決まったルールとマナーが存在します。基本的には他のゴルファーに迷惑をかけないことが大切です。さらに、「ゴルフには審判が存在しない!?」って知ってましたか?

 

①邪魔をする

前の組が近くにいるのにショットする危険な「打ち込み」や、自分本意なタイミングを考慮していない素振りはNGです。

他のゴルファーが打つ時に、気が散るような行動はとても嫌われます。自分がプレーする時には集中して取り組みたいですよね?当たり前の気遣いを大切にしましょう。

 

②待たせる

ゴルフのコースは自分たちの組だけでなく、後ろにも組がいます。のんびりとプレーする「スロープレー」は後ろの組を待たせてしまったり、同組の方にも迷惑がかかります。

選択に迷うクラブはあらかじめ2、3本は持ち歩き、さらにショット前の素振りもなるべく2回ほどに抑えましょう。マイペースさんは、さっと素早い行動を常に意識することが大切です。

 

③ごまかす

ゴルフは「紳士なスポーツ」だと言われる通り、性善説のように、”ごまかしをするゴルファーなどいない”という前提のもと審判が存在しません。

スコアも自分で記入するため、ごまかしは簡単ですが、打数の過少申告はプロなら試合への出場資格停止処分を受けるほど重大なルール違反です。絶対にNG。

 

 

あなたも一人前のゴルファーへ【恥をかかないためのゴルフマナー】

 

ゴルフに関する暗黙のルールとマナーをご紹介してきました。

これ以外にも、プレーのひとつひとつに細かなルールやゴルフ場ごとに異なるマナーなども存在します。

 

さらに詳しくレッスンを通して学び、ルールやマナーを守れる一人前のゴルファーを一緒にめざしていきましょう。

 

 

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